独大連立、保健相にシュパーン氏 第1党が入閣リストを公表
【ベルリン=石川潤】ドイツのメルケル首相は25日、新しい大連立政権で第1党、CDU=キリスト教民主同盟から起用する閣僚のリストを発表しました。
(写真:THX/TTXVN) |
反メルケルを鮮明にする保守派の若手、シュパーン財務次官を保健相に、アルトマイヤー官房長官を経済相にそれぞれ起用します。メルケル氏の後任候補の一人とされるフォンデアライエン国防相は続投します。
CDUは26日の臨時党大会で第2党、SPD=ドイツ社会民主党との連立合意を承認する見通しです。SPDは3月4日に結果が判明する党員投票で政権入りの是非を最終判断するため、連立合意が白紙に戻るリスクもまだ残っています。